【PVP】新春冒険者団体戦トーナメント Day2 振り返り
Day1は上記リンクから!
さて1月6日に行われたDay2の振り返りです。
フィールド・オブ・ドリームス 対 フェイトブレイカーズ
果たして決勝に駒を進め、Day1勝者ヴァルキュリアスリーとぶつかり合うのはどちらになるのか?
まずはオーダー提出のためのミーティング。
私の元にはフィールド・オブ・ドリームス(FoD)のメンバー情報しかなかったので、フェイトブレイカーズ(FB)からは誰が参戦するか楽しみでした。
【QuestNotes】新春冒険者団体戦トーナメント Day2 フィールド・オブ・ドリームス vs フェイトブレイカーズ
第一試合:七詩 対 紺乃
FoDからは、リーン1の俊足、「しーふのななしです!」の挨拶で御馴染み七詩が先陣を切って登場。
対するFBは、クエスト作者としても名高い紺乃が参戦。
過去開催された大会でも好成績を収めた実績があり、特に移動先を読んだ立ち回りの的中率に定評があります。
古樹装備《イニシアチブブースト》と機動力あるシーフのスキルを織り交ぜたコンボを計画していた七詩でしたが、紺乃は焦らず距離を取り、不利な1ラウンド目に挑まない選択を取りました。
紺乃のスリーピングが決まり、七詩は万事休すかと思いきや、二度目のスリーピングに対してwillを消費し抵抗力を高めて対抗。
しかし魔力に加えて高い防御力も誇る紺乃にとって、スリーピングが決まらずともwillを消費させたことで負けの可能性が大きく抑えられました。
七詩としてはwillをラッシュ用のアクションセットに組み込んで使用したかったでしょうが、リアクションでwillを消費してしまったために紺乃を倒しきる火力が不足してしまうことに。
しかし紺乃も、俊足の七詩をそう容易く捉えることは出来ませんでした。
結果、引き分けとなって二戦目へ。
一瞬でも裏をかかれたラウンドがあったらどちらが沈んでもおかしくないマッチアップだったので、お互いにそれを避け切った試合展開だったと言えるでしょうか。
第二試合:フィン・マーシャル 対 レーゲン
鉄壁と称するにふさわしい防御力だけではなく、勇気発動からの連続行動で、その時点ではSP枯渇しているであろう相手を仕留めきる決定打も持ち合わせたフィン・マーシャルがFoDの二番手として登場。
FBは、チームリーダーのレーゲンがここで登場。
「運命を打ち砕く」ことは出来るのかどうか…。
試合開始のゴングが響いて1ラウンド目。
距離4からダッシュで詰め寄ったレーゲンに対して、フィンは1マスだけ後退。
レーゲンの行動を読み切り、ピアースの射程を作ることに成功。
2ステップ目のピアースが、なんと高回避のレーゲンに命中。
フィンのピアースは命中+1d成長にしていたようです。
もともと威力+1dかつSPD+1で放てる強力なスキルなので、回避型に対してもワンチャンス生むために成長させたのでしょうか。
もちろんこれでも命中率は10%あるかどうか程度ですが、クリティカルファンブルしか可能性が無いものに比べたら圧倒的に有意なものですね。
ここはフィンがビルドから想定していた狙いが結果に現れることとなりました。
続く2ラウンド目。
もちろん、SPD+1で放たれるフィンのピアースが先制を取りました。
ここはレーゲン、落ち着いて回避を……ああっ!!
運命を打ち砕くことはできませんでした。それは必然としてやってきたのでしょう……。
ダイス運こそあったものの、1ラウンド目に自分の有利なポジションを作り出したフィンが一歩上回り、見事勝利。
第三試合:エサルレッド 対 デスミオス
FoDはエサルレッドが大将として試合を畳みにやって来ました。
その実力はもはや説明要らず。
今大会の企画立案、トトカルチョの管理など、運営面でも感謝です。
FBからはサイクロプスの血を引く剛腕、デスミオスが登場。
デスミオスがエサルレッドを倒した場合、この勝負は延長戦へと繋がりますが、引き分け以下ではFoDが決勝進出を確定させることになります。
さあ、試合の行方は!
1ラウンド目のエサルレッドのアクションセット「後退→待機→前進」
これが見事でした。
リスクを背負わずしてウォリアーが力を発揮する距離1の状態を作り出すことに成功。
仮に前進スタートだった場合、デスミオスの攻撃に対してディフレクションや防御を取る必要がありました。
4ラウンド目のデスミオスにも注目です。
「ピアース→will攻撃」というアクションセット。
エサルレッドの前進に合わせた攻撃が美しい。
これに対してエサルレッドは「前進→エンゲージ→willバッシュ」を放ちますが、ウォリアーのバッシュを弾くデスミオス。
思わず、対戦相手のエサルレッドも「岩か何かか」と漏らす程の鉄壁を披露してみせました。
その後、エサルレッドはあえてノーリアクションで被弾し、レイジを発動させダメージ増加状態で再び攻撃。
何とかダメージを与えるも、やはりその殆どは弾かれてしまうことに。
10ラウンドではSP枯渇を狙った戦術を組むのも困難だったのでしょう。
しかしデスミオスとしても守っていてばかりでは、チームの勝利には繋がらない場面。
最終ラウンドに満を持してAPポーションを仕込んだアクションセットを披露。
しかし…不運なことに入力が間に合わなかった様子。
それを読んだエサルレッドも待機をいくつか挟んだのちにバッシュを放ち、それを受け切るデスミオス。
両者譲らず、引き分けに終わりました。
しかし勝ち星を獲得していたFoDが、決勝へと駒を進めることになりました。
第一試合はシーフ対メイジ、第二試合はナイト対シーフ。
各自のステータスだけ見たら、勝敗は誰もが同じ結果を予想したことでしょう。
ですがAP枯渇を狙った読み合いで勝ったり、クリティカルやファンブルと言ったダイスが彩るドラマでそれはいくらでも覆ります。
相性差と言うものは0になることはありませんが、プレイヤーの技量次第では0に近づけることが出来ます。
その奥深さを少しでも感じて頂けたらな、と思う二日目でした。
両者ともにお疲れ様でした!
決勝戦の記事は後日投稿いたします。