しぇり嬢の冒険者手帳

MMOTRPG「QuestNotes」に関する内容を主に扱います。

【PVP】新春冒険者団体戦トーナメント Day1 振り返り

 

 

 

新春冒険者団体戦トーナメントへ、チームヴァルキュリアスリー」のリーダーとして参加しました。

関係者各位、大変お疲れ様でした。

この記事では、3日間にわたって行われた激闘、延べ13試合を振り返っていきます。

 

 

Day1 ヴァルキュリアスリー(V3)対 トリッキースターズ(TS)

まずは私のチームであるV3と、新聞製作など主に広報面で大会の盛り立てに大きく貢献して頂きました、ばしりさんことヴァシリ率いるトリッキースターズの対戦。

 

オーダー(試合順)を提出するためのミーティングからスタートです。

 

今大会は初対戦までリーダー以外の参加者がお互いに明かされなかったため、ヴァシリがどんなメンバーと共にやってきたかはこの時点ではわかりませんでした。

 

シェリーvsヴァシリはそこまで確実な勝算はなかったため、あえてシェリーが一番手、二番手カティノ、三番手ニィナと言うオーダーを提出。

 

 
【QuestNotes】新春冒険者団体戦トーナメント Day1 ヴァルキュリアスリー vs トリッキースターズ

 

第一試合:シェリー 対 マルチェロ

会場にわざわざPVPキャラである神父……マルチェロでやって来ていたので何となく嫌な予感はしていました。

それもそのはず。

なんとマルチェロ、前回のランク戦で7勝0敗、それ以前のPVPも無敗と言う2013年田中将大投手のような圧倒的成績を持つ猛者。

 

ただ、これに勝てば神父にたいして初白星を挙げたことになるので、寧ろ奮い立ちました。

 

・1ラウンド 「移動6→移動3→willAPポーション9→チャージ7→骨砕き3→will骨砕き2」

古樹装備で《イニシアチブブースト⦆を習得していたため、AP9を活かしたラッシュを選択。

余剰APが2あるのでホーリーライトを2回抵抗可能。

HIT無振りのホリライなので抵抗さえ振ることが出来ればダメージ軽減を見込めます。

 

対するマルチェロは「ヘイスト(移動力+1)→ホーリーライト」と、APを2手で使い切り。

シェリーの一度目の骨砕きに対して、willを消費したプロテクションを使用。

こうして振り返ると、もう一発に対してもwillを吐いてくると思いましたが、ここで無茶せずともマルチェロとしては次RにwillSPDリザレクションされるだけでしたね…。

 

緊張していたせいかwill入力を忘れていたので二発目の骨砕きは不発。

動画で確認すると全く入力操作していませんでした…。

相手が相手なので、ずっと緊張が解けませんでした。

 

私の場合、どの試合も初手のラッシュ、あるいはラッシュに対するカウンターアクションをパターン化しています。

ですから1ラウンド目の奇襲に失敗した場合、この後は自力の比べあい。

理論派であり、感覚派としては力不足の私にとっては苦しい展開。

 

ヘイストによるプレッシャーが凄まじかったです。

Q.なぜヘイストが強いのか?

 

A.移動力に差が出来た場合、お互いに移動を1回入力しても距離を維持できないから。

特に近接攻撃しか手段のない相手には圧倒的強さを誇ります。

 

つまり、ヘイスト側は「後退→遠隔攻撃」とアクションを取れるのに対し、近接側は「移動→移動→willAPあるいはwill攻撃」を狙うか、「待機→移動→移動」と距離を詰めるしかありません。いずれにせよ距離1を保つには2回移動を強いられ、攻撃的なアクションセットを取ることが出来なくなってしまいます。

 

「ヘイスト移動→ホーリーライト」は距離1から距離4、つまりホーリーライトの最大レンジに移動して使用できるのも強みです。 

 

逆に距離を詰める手段でもあるので、弱った相手の退却を許さず試合を畳み込む決定力も増します。

理屈でいえばシーフのダッシュと同じ移動力。

 

あえてブレッシングではなくヘイストを習得している。

ここが無敗に繋がる大きな要因だと感じます。

シェリーもヘイスト習得するか悩みましたがスキル枠が…。

近接PCとしてもスリーピングやポーレン、フォルテッシモのレンジ外から距離を詰められるようになるのでおススメ。

 

 その後一進一退で迎えた6ラウンド目。

シェリーはwillSPDリザレクあるいはwillSPD移動を強いられる状況でした。

マルチェロがホリライラッシュで決めにかかると思いましたが、まずはヒール。

この時点で主導権はマルチェロ側にあったので厳しい戦いでした。

 

マルチェロは回線不調でアクションキャンセルが反映されずwillを無駄に消費する場面もあったので、シェリーが敗北していてもおかしくない試合でした。

 

毎ラウンドのぶつかり合いの中にも、どこか互いに信頼がおけるからこそ出来た前のめりな戦いだったな、と感じました。

結果的には引き分けになったものの、両者ともに攻撃的姿勢を取り続けた、見応えある試合になったのではないでしょうか?

 

果たして、マルチェロを負かす挑戦者はいつ現れるのか……。

 

 

 

第二試合:カティノ 対 セル

酒場の妖精えいんちゃんことセルが出場。

これは予想外でした。(ばしりさんが無理矢理拉致したとの噂も)

スリーピング、アーススパイクを主体に立ち回りカティノに対して、回避不可のホーリーライト、スリーピング突破を許さない高RESI、魔法軽減の高MDEFを誇るセル。

カティノにとっては苦しいマッチアップとなりました。

 

 アコライトとしてはほぼ理論値に近い軽減力を持ったプロテクションに対して、その上から強引に削っていくカティノのアーススパイク。

魔力と魔力のぶつかり合いが熱い試合でした。

 

willを絡めたラッシュを狙ったカティノ。

それをwill3を残して、ひたひたと距離を詰めていくセル。

酒場では不思議ワールドを展開するえいんちゃんですが、無言でカティノに迫る様は、どこか恐怖を感じました。

 

最終ラウンドのカティノの判断は見事でしたが、それを僅かに上回ったセルの勝利。

両者ともにお見事でした。

 

 

第三試合:ニィナ 対 ヴァシリ

満を持して大将ヴァシリの登場。

迎え撃つはテクニカルキャットなニィナ。

バードが1v1の舞台に立つのは私が知る限りでは初かも。

距離3のフォルテッシモに対し、ヴァシリはロッドに持ち替えて魔法で応戦。

 

距離4スタート。ヴァシリのマジックアローのレンジ内ではありますが、本命はファイアボールでしょう。

 

距離を詰めるニィナに対し、コンセ→スリーピングを狙っていくのはヴァシリ。

しかし、ニィナはハウリングによる抵抗でこれを無効化。

SP消費があるとはいえ、アコライトに並ぶ圧倒的数値による抵抗を行うことが出来ます。

対するニィナはディスコードを展開。沈黙デバフにより、ヴァシリは魔法不可に。

ロッドを持ったヴァシリは、こうなっては攻撃手段がありません。

 

バードの多彩なスキルを使いこなす様は美しさを感じました。

ここはニィナが勝利し、V3対TSは代表者1名による延長戦に繋がりました。

 

 

延長戦:ニィナ 対 ヴァシリ

ポーションの残りさえあればシェリーが出場してリーダー同士によるマッチアップを望んでいましたが、ポーション無しで相手するにはかなり分が悪かったのでニィナを選出。

美徳を重んじてヴァシリが代表としてやってくるのは予想済みでした。

仮にマルチェロかセルがやってきたとしてももっとも勝算が高いニィナに全てを託すことに。

 

ヴァシリは今回は短剣装備。

勇気状態のラッシュに期待が寄せられていました。

 

いざ試合が始まると、小鬼装備によるとんずらを勇気発動を読んだ入力でこなしていたりと、足技で会場を盛り上げていました。

 

ここはニィナがヴァシリの俊敏なステップに翻弄されながらも見事に打ち倒し勝利。

 

この結果、ヴァルキュリアスリーが決勝へ勝ち上がることになりました。

 

 

 

リーダー以外の参加者は当日まで不明……逆に言えば、リーダーに対して有効なPCで参戦することが出来るとも捉えられます。

他3チームのリーダーに比べて弱点が少なく融通の利くビルドだったことが勝利に繋がる要因の一つになったかなと感じました。

 

 

次回はDay2の振り返りを行います。